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最近読んだ本、一言レビュー。

 

ここ半年くらい卒研だ卒論だで全く読書をしていなかったので、ここ一か月積読されていた本たちを一気に消化してみました。

今日は感想やアウトプットもかねて、その紹介です。

 

 

「あの人は なぜ、東大卒に勝てるのかー論理思考のシンプルな本質」

あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか―――論理思考のシンプルな本質

あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか―――論理思考のシンプルな本質

 

僕たちは書くことで初めて考えることができる。

イデアを無駄にしないフレームワーク思考のコツは2つ

「"モレ"を恐れて"ダブり"を恐れない」

「わかりやすい言葉で」

4PとかMECEとか巷のマーケティング用語を一から説明してくれるので、バカにも読めた。

タイトルのセンス以外はいいと思う、この本。

 

 「本音で生きる-一秒も後悔しない強い生き方」

 自叙伝「ゼロ」よりは面白かった。

いろいろなテーマや体験談に触れながらも、結局は

「人の価値観の中で生きて何になるの?やりたいことやろうよ。時間は有限だよ」

というだけの内容。

逆に言うと、それだけホリエモンから見て周りの人間がそうじゃないんだろうなぁ、とも取れる。

思ってた以上に熱い本。

本自体はだいぶ薄い。

 

「投資家が「お金」よりも大切にしていること」

投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書)

投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書)

 

お金は概念、僕たちは信用を売り買いしている。

といった内容。お金を愛し、会社を愛せない現代の日本人を批判する内容。

背伸びした小・中学生に読んでもらいたい。

間違っても大学生が読むもんじゃない。

ただこれが、著者が受け持つ大学の講義を通して学生に言いたいと思ったことをまとめた内容なのがなんとも皮肉。

明治大学商学部(だったかな?)、頑張れ。

 

 「世界の経営学者はいま何を考えているのか」

世界の経営学者はいま何を考えているのか――知られざるビジネスの知のフロンティア

世界の経営学者はいま何を考えているのか――知られざるビジネスの知のフロンティア

 

 タイトル通り。

いろいろな著名な経営学者たちが何を考え何をしたのか、がまとまっている。

成功企業のケーススタディの紹介で終わる本ばかりが本屋に並んでいるのに辟易していたので、読めてよかった。こういう学術的アプローチを記したもののほうが読みやすい性格。

ただ、数式を一切使わないことで読者のハードルを下げたつもりなのだろうが、かえって文字だけではわかりづらい部分も多々ある。

まあそこは自分で勉強しろ、ってことですね。はい。

 

こんなもんですかね。

はい。

 

音楽は握手のオマケか、の話。

 

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「音楽は、握手のオマケか。」

 

一時期SNSでよく見たこの文句。

 

ほとぼりが冷めた頃に今度は

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「音楽は、握手のオマケだ。」

という画像が出回った。

 

それぞれディスクユニオンタワーレコードの広告が元ネタと騒がれたが、どうやら後者のタワーレコードについてはデマらしい。

 

とはいえ、この騒動は各ジャンルの音楽ファンの間で話題となった。

 

たしかにAKBを代表する昨今の人気アイドルたちのCDは最早、週末のパシフィコ横浜幕張メッセ、名古屋ドーム…での握手会のために買われるものがほとんどだ。

一人で何枚も買い、それを本棚に並べてSNSで誇示する。悲しい現実だ。

 

とはいえ、この音楽業界の現状を見てただ悲観的に「邦楽は死んだ」と結論を急いでいいのだろうか。

僕はそうは思わない。

 

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