Continue(s)

Twitter:@dn0t_ GitHub:@ogrew

iPhoneユーザーの「利用頻度の高い位置情報」の話。

 
iPhoneを使っているユーザーのほとんどの人がアプリを使う際に
 
「位置情報をオンにしますか?」
 
というポップアップを目にしたことがあると思います。
 
もちろん必要な場合にはそれらをオンにすることに何の抵抗も示しませんよね。
 
でも、この位置情報、思っていた以上に正確かつ怖いものでした。
 
今日はそんな話。
 

 

 
まず、「設定」から「プライバシー」を選択。
f:id:taiga006:20160228172146p:image
 
次に、一番上の「位置情報サービス」を選択。
f:id:taiga006:20160228172204p:image
 
下に行って、「システムサービス」を選択。
f:id:taiga006:20160228172233p:image
 
ここが位置情報の細かな設定画面なのですが、その中の「利用頻度の高い位置情報」。
f:id:taiga006:20160228172251p:image
 
ここではあなたがiPhoneをもって訪れた主な位置情報が確認できます。
f:id:taiga006:20160228172303p:image
 
履歴は利用頻度の高いもの、より最近行った場所などを考慮して並んでいます。
 
その中の一つを試しに選択すると、マップとともにさらに細かな住所が出てきます。
f:id:taiga006:20160228172831p:image
 
個人的にはまあ、この辺りまでは普通に情報抜かれてて当然だろうなぁと思っていましたが、さらに住所を選択すると
 
その場所に行った時刻も正確に表示されます。(ミニマム単位が15分刻みですが)
f:id:taiga006:20160228172855p:image
 
一度しか行ったことない場所もどういうアルゴリズムが裏で動いているのかわかりませんが、出てきたりします。
 
一番怖かったのは、登録した覚えもないのに自宅まで正確に情報収集していることです。
f:id:taiga006:20160228172351p:image
f:id:taiga006:20160228172405p:image
 
まあ、いる時間帯や回数でわかるのでしょうが、これは気味悪いですね。
 
これらの情報は設定で履歴を消すこともできますし、そもそもオフにすることもできます。
 
iPhoneそれ自体に情報を吸われるのはなんとも我慢できますが、特に女性の方にとっては住所が20秒足らずでバレてしまうわけですから、うかつに知らない異性に貸したりするのは危険ですね。
 
というわけで今回は、まがいなりにも情報系の大学生なのにそんなことも知らなかったのかよ、という投稿でした。