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"First Things to Know about TouchDesigner"(抄訳) Part3

前回の続きです。

チュートリアル動画を見て学んだTouchDesignerの基本的な部分を抄訳としてまとめています。

vimeo.com

ちょうど前回のPart2までで動画の前編部分が終わりました。今回から後編です。


18. Parameters and the three "Parameter Modes"

- TouchDesignerの一般的なパラメータは以下の7つ
- 整数 (interger)
- 浮動小数点 (floating point number)
- ON-OFF
- メニュー
- 文字列(text string)
- 別のNodeへのパス
- オペレータに一度だけ何かをさせるためのパルス

- パラメータ値の動かし方[Parameter Modes]
①【Constant】スライダーを直接操作、あるいは直接数値を入力、メニューから直接何かを選択
②【Expression Mode】pythonの形式で書ける
③【Export Mode】外部(CHOP)から入力された数値によって駆動される

19. CHOPs output Channels of Samples

- CHOPは数値を出力する
- CHOP (Channel Operator)は1つ以上のチャンネルの組み合わせで、それぞれのチャンネルが一連の数値の配列(Sample)である

- Constant
定数。1つのチャンネルに1つのサンプルを持つ。chan1の下にchan2をつくあれば2つのチャンネルを出力することになる。

- Noise 
1つのチャンネルに複数のサンプルを持つ。
Parameter DialogのChannelからChannel Namesを「chan[1-3]」に変更すると3つのチャンネル出力になる。これでトータル600のサンプルを持つ。

f:id:taiga006:20180729004118p:plain
※ Noise CHOPをズームして[Dot Per Sample]したときのもの

f:id:taiga006:20180729004206p:plain
※ 600個のサンプルを持つことが確認できる(600iのiはサンプル数あるいはインデックスを意味する)

- CHOPを数値として扱うには"CHOP to"DATを立ち上げ"Include Names"をONにする
- "Noise"CHOPをそのDATの上にドラッグ&ドロップ
- これで"Noise"CHOPと"CHOP to"DATが接続される

f:id:taiga006:20180729004604p:plain ※ "CHOP to" DATのテーブルに表示される各セルがSampleである

- CHOPはTouchDesigner場では主に曲線や動き、音声信号、あるいは制御信号として使われる

20. Export CHOP Channels to Parameters

-Exportを使えばCHOPチャンネルから他のオペレータのパラメータを変更できる
Movie File In TOPとTransform TOPをつなぐ。  
LFO CHOPからMath CHOPを経由して動的なパラメータをTransform TOPのTranslate (X)にドラッグ&ドロップ(此ときMath CHOPはViewer Acitveモード)する。
表示されるEXport方法の中から"Export CHOP"を選択。

さらにMath CHOPのMult-Addページからパラメータのレンジを決めることもできる。
Math CHOPの右下の緑のドットをOFFにすればExportは一時的にOFFにすることが可能である。

f:id:taiga006:20180729004629p:plain

※ 左右に動くバナナが表現できる。

21. Put a Python Expression in a Parameter

- Pythonはパラメータの中やスクリプト中に使うことができる。 (以前はTscriptも使えた?)

f:id:taiga006:20180729004716p:plain

-  青いボックスがpythonモード、灰色のボックスはデフォルトのConstantモード、緑のボックスはExportモード。

f:id:taiga006:20180729004732p:plain
pythonモードだと変数を選択してカーソルを合わせると数値が表示される。

22. Create a Component with an Input, Output and a Network of Operators

- Operatorの集合体をComponentsと呼ぶ
- CHOP入力でTOP出力にカスタマイズされたComponentを作ってみる

f:id:taiga006:20180729004812p:plain 空のContainer COMPの中にRamp TOPとそれにつなげたOUT TOP,それから In CHOPを作る。 f:id:taiga006:20180729004827p:plain Container COMPの外からBeat CHOPを入力(Null TOPを出力)。
In CHOPに入るそのパラメータをRamp TOPのPhaseパラメータにExportする。

お疲れ様です。

次回へ続く。