以下の記事の続きです。
このPart3が最後です。
CHAPTER5「ストレージ」
外部ストレージとは
- DAS(Direct Attached Storage)
サーバに直結するストレージ機器。OS上ではDASの論理ドライブは内蔵ディスクと同じように認識される。 DASを選ぶポイントは、拡張性。何本ディスクが搭載できるか。 近年はDASを使わず、ローカルストレージを選定することが多い。
- NAS(Network Attached Storage)
NFS,SMV/CIFS,AFPといったプロトコルでサーバと通信。 複数のサーバ感でデータを共有する場合や複数のサーバで発生するバックアップやログをまとめて保管する場合に使われることが多い。
- SAN(Storage Area Network)
外部ストレージの一種。FC-SANとIP-SANの2種類。 ブロックレベルのデータストレージ専用ネットワーク。 高速かつ高品質な環境に用いられる。
ストレージの高度な機能
シンプロビジョニング(Thin Provisioning)
要求された物理ストレージ容量をまるまる用意するのではなく、あくまで仮想ボリュームとしてサーバには認識させ実際には必要と想定される小さな物理ストレージを用意し、それが使われ切れそうになったらアラートで増設を促す機能。
自動階層化
性能の異なるディスクを組み合わせて、利用頻度の高いデータは高価で高速なデバイスに、逆は安価で低速なデバイスに自動保存する機能
デデュープ(De-duplication)
ストレージのバックアップを取る際、以前のバックアップデータと重複する部分はコピーしない機能(重複除外機能)
スナップショット
ファイルの更新が発生するたびに更新履歴とともに更新前のファイルをスナップショット用ストレージ領域に追記していく機能
CHAPTER6「購買と商談」
特になし
CHAPTER7「データセンター」
特になし
CHAPTER8「ソリューションとセキュリティ」
特になし
CHAPTER9「インフラ運用」
システムのボトルネックになりやすい部分の例として
コアスイッチのキャパシティ
L2スイッチのキャパシティ
Webサーバのメモリ不足
DBサーバのCPUまたはメモリ不足、ディスクI/O
など。
CHAPTER10「大規模インフラ」
「中規模インフラ管理の延長線上に大規模インフラ管理がある」は間違い!!
全体をサマリーで眺めながら系統立てて管理する必要がある。
場当たりな対応では次々と枯渇するリソースの対策に追いつけない。
CDN(Contents Delivery Network)
大規模サイトなどで画像や実行ファイルなどの静的コンテンツの配信に利用される。サーバ提供外車のサーバに代わってCDNベンダーのキャッシュサーバにユーザがアクセスして静的コンテンツを取得する仕組み。
CHAPETR 11 インフラエンジニアの成長
特になし
特に無しと書いたのは、メモは取ってないと言うだけであって結構エモい話もあったりして興味深かったです。
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やはり「インフラエンジニアの教科書2」も評判いいみたいなのでこちらも購入させてもらおうと思います。