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際限ない再現性。

昨夜の飲み会は、お別れ会と言うには彼女自身はあっけからんとしていて、お疲れさま会というには彼自身はのんきだった。

僕は途中から、(そう年末から借りっぱなしだった社食の鍵を返すだけの目的で)顔を出したのだがすっかり終電まで飲んでしまった。

焦げて鉄板の隅に追いやられたホルモンと萎びたオイキムチをつつきながらみんなの話を聞いていると、一人また一人と涙を流し始め、なんだか可笑しかった。

可笑しいね、なんて言いながらみんなで何度も乾杯した。

みんながみんなを褒めて、褒め散らかして勝手に泣いて勝手に笑った。

ああいう夜は良い。

ああいう涙は素敵だ。

オーダーミスでテーブルに届いた卵スープがうまかった。

....

昼過ぎに起きて、「そうだ」と思って気まぐれで(とはいえ期間中には必ず行こうと思っていた)「心ある機械たち again」をBankARTに見に行った。

知らなかったが"again"という名前のように2008年に開催された「心ある機械たち」の続編に当たるようである。

たまたまSNSで見かけて面白そうと思っていったけれど、良かった。

ただ相変わらず、みなとみらい線ユーザ以外にとってBankART Stationはアクセスの悪い場所である…。

以下、Tweetで。

■『回転する3頭のシカ』(中央)

■『回る時計・回らない秒針』

■『ソファーの足を回る電球』

■『まっすぐなキュウリたちの午後』

■『全自動土下座珈琲』

■『ベアリング・グロッケンⅡ』

生活に役に立たない、その利便性の無さに、相手は機械でありながら愛おしさを感じてしまう。

入場料600円は安い。

今日この人すごいなと思った作品の作者、小林 椋さんが年齢1個上としってびっくりした。

...

帰り道、久しぶりにみなとみらいの方を歩いたら見覚えのない建物がたくさん立っていた。そびえ立つタワマン(になるだろう建造物)は桜木町からアクセスも良さそうだ。最上階から見える景色は優雅で、そして窮屈だろうなあなんてことを考えながら大さん橋まで歩いた。

参考

bijutsutecho.com

pocopuu.net