夏。
自然と口からHIGH-LOWSの「夏なんだな」のメロディがこぼれる。
連日放送されているオリンピックはひとつも見る気が起きず、それは自分でも意外だった。
コロナ禍どうこうというよりスポーツを見る体力が暑さに奪われてしまったのか。
ラジオでも話したとおり自室には相変わらずエアコンがない。
ネットで買ったサーキュレータが一人で律儀に首を振っている。
テレビの中で人が飛んだりはねたりして、泣いたり笑ったりしている。
今月はフィルム4本。うち2本がハーフカメラ。
フィルムはKodak Color Plus200を3本、白黒フィルムのArista Edu Ultra 100を1本。
ハーフカメラはいい。
うちのリコーオートハーフは撮影した写真の4割近くがピントを外しているんだけど、それでいい。
だいたい人間が普段見ているものだっていい加減じゃないか。
全部をエモい~で片付けてしまうのはもったいない。
リコーオートハーフの発売当初のキャッチコピーは
「シャッターだけは押してください!」
Arista Edu Ultra 100、頼もしい写り方。
こいつも確かワンコインとかで買った白黒フィルム。
天気の悪い日ばかり持ち出していたので大した作例もないが、また買ってみようと思う。
撮影はRollei 35SE。
熱帯夜をくぐり抜けて
いろんな無に顔を貸して
自分でいるよりほかなく
蚊に刺されている