
友人宅からの帰り道、ふと地面のタイルデザインが目に止まって撮った一枚の写真。
しばらくしてからGoogleフォトを整理していて偶然再開しました。
今回は「これをp5で書いてみよう」とするところから始めまます。

画面を縦に分割してサンプル区間ごとに三角関数を計算し、rect()をおいています。


何分割にするのかを調整したり、複数の三角関数を合成したりすることで作っている自分が飽きないように工夫します。
株価のチャートにも見えてきました。ローソク足って言うんでしたっけ。
次はこのグラフをアニメーションさせましょう。
(※ここから先の画像は全てGIFです。ネット環境の良い状態でご覧ください。)

いいですね。
ただし1つの波形だけだと寂しいので今度はこれを複製しましょう。

ここで、三角関数の(X,Y)の範囲を極端にするとだいぶ雰囲気が変わることに気が付きます。

ただの三角関数なのに、だんだんグリッチアートのような様相を呈してきました。
こういう予定調和から外れるタイミングが書いていて一番楽しいです。

なんでこんなぐちゃぐちゃになっているんだろう、1つ1つのグラフは今どうなっているんだ?
ということで、グラフごとに色をつけてみましょう。

では、これまで均一だったブロックのサイズをグラフごとにばらつきを持たせてみましょう。
これにより、より渾然一体とした雰囲気が生み出されました。

...この方向は遊び尽くした感じがあるので、引き返します。
グラフを左右対称に描画してみます。


蛇、DNAの螺旋図のようですね。
これも先ほどと同じ仕組みを持ってきて、グラフを複製してみましょう。

最初の写真。
あの時見た地面のデザインから僕が直感的にp5で実装したかったものにだいぶ近しくなってきました。
ここまでくると気持ち的にはお腹いっぱいです。目標達成。
ぼーっとみてたらクラゲっぽく見えたので、グラフごとにX軸にオフセットを持たせます。

少し遊んで終わりにしましょう。
カラフル・ジェリーフィッシュ。
この記事は「言語化するための小説思考」(著・小川哲)を読んだことをきっかけに書いています。彼が「小説という奇跡」「小説家という神話」を自分の言葉で解きほぐそうとしたように、p5によるデイリーコーディングの営み(作品を作るにあたっての思考のプロセス、発展のさせ方)を、1つの作品を通して実践してみました。
みなさんはどんなふうに作品を組み立てていっていますか?ぜひどこかで会ったら教えてください。
おやすみなさい。
(この記事は Processing Advent Calendar 2025 12月12日分の投稿です。)