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技術書典4に行き当たりばったりで参加してきた

技術書典4に参加してきました。

戦利品は以下の通りです。

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  1. DNSをはじめよう ~基礎からトラブルシューティングまで~

  2. WordPressで始めるGoogle Cloud Platform本格入門

  3. radiberry pi! 構築手順書(ver 2.00)

  4. ZIP、完全に理解した

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  1. KbD C93 DECEMBER 2017

  2. もっとわかるVue (Better understanding of Vue in Vuetify)

  3. Firebase + React.js リアルタイムアプリケーション入門

  4. イヌでもわかるhyperapp

  5. たのしいGitオブジェクトの歩き方


(一部、友人のために買った本が含まれています。)

もともと技術書典というイベントについては「名前は聞いたことあるけど…」レベルで、興味はあるものの足を運ぶつもりはありませんでした。ただ今回前日になって「行かない?」と先輩に声をかけてもらったので「おぉ…まじか」となりつつほとんど前情報なく参加することになりました。

 

以下一般参加者として気がついた点をまとめておきます。(後学のため)


1.大きめのトートバックなどを持って参加すべきだった

こういうイベント自体に慣れていないため普段使いのバッグで参加したんですが購入した本の出し入れなどで周りの人に まじで迷惑 だったと思います。ごめんなさい。イベント内で販売していた公式の手提げ袋みたいなのは入口一箇所で販売しており気がついたときには遅かったです。

 

2.後払いシステムが超便利

いやこれ自体は当たり前のことなんですが、思っていた以上に多くのサークルが後払い決済を導入していて朝の東横線並みに混んでてもスムーズに冊子の購入やりとりが可能でした。

 

3. 見えないスタンプがよくわからなかった

お昼頃に行ったんですが想像以上に混んでおり「うげえまじかよ」と一瞬戦意喪失しかけたんですが、運営スタッフの方々の的確な指示のおかげで思っていたより早く整理券GET&会場入りができました。ただ、整理券と一緒に手の甲に押された透明のスタンプは結局なんだったのかが疑問。ああいうイベントではデフォなのかな?

 

4. 次回はもっと大きな会場がいいな(小声)

まだ公式のトータル参加者人数は出ていないようですが一部Twitter情報によると5000人はゆうに超えたとのことで、そうなると次回はもう少しスペースに余裕のある会場が…いいな...なんて思ったり思わなかったり。


それから、これは後学のためでもなんでもないですが、「わざわざ暑い中、秋葉原まで足を運んで技術者が本買うの?笑」みたいなツイートを見て思ったのは(まあ真剣に言ってる人はいないと思いますが)わざわざ足を運んだんだから自分の趣味じゃない本にも手を出してみようかな?みたいな偶然の出会いチックなものが、やはりこういうイベントの醍醐味なんじゃないかな、ということです。

今回で言えばHyperappの本なんて普段サーバーやインフラ周りのことしか見ていない自分が一人で勉強してたら絶対買わなかっただろうと思います。それを、たまたま立ち読みして「ほーん面白そう」ってだけで買えてしまうのがリアルイベントの良さなのかぁ、と改めて思いました。


以下、買いたかったけど買えなかった(買い忘れた)書籍。

『Swiftで書いておぼえるTDD』

『流体計算で覚えるPython3』

『公務員の文書改竄防止システムをブロックチェーンで作ってみた』

『Effective 量子コンピュータ

『趣味のFPGA入門』

電子書籍版とかそのうち出るかな(もしくはもう出てるのかな)


買った本はGWにゆっくり読もう。

表紙ははずいが役に立つ ~良書紹介「雅なPerl」~

「初めてのPerl」の第7版が今年の1月に出ていたらしい。

初めてのPerl 第7版

初めてのPerl 第7版


これこそまさしく「ザ・Perl入門書」ではあるとは思うけど、今日は「雅なPerl」という一風変わった本を紹介したい。

全体で200ページ程度の量で、難しい背景や言語の仕組みに関わる話はすっ飛ばしてPerlを使って如何に書きたいことを書くか、その方法が章立ててまとまっている。 (しかもラノベ調で)

初学者(あるいは基礎がガバガバな半端者=僕)みたいな人が分厚い参考書を手に取る前にサクッと読みながら時々写経してみるのにぴったりな本だと思う。

表紙から溢れ出る同人誌感はさておいて、この本はPerl入学式なんかでも立派な一参考資料として紹介されるくらい、その道の人も認めている本なのだ。

(本当に?)

github.com

ラクダ本やリャマ本と並べて紹介されてるぞ..!?

良い点

  • 雅が初学者目線で常に語ってくれるのでどこまでを一読で理解する必要があってどこからが応用(今後勉強していきましょうねー)な内容なのかがわかりやすい。

  • Perlが得意とする文字列操作、特に正規表現に関する解説が特に充実している。 今でもリファレンスとして時たまペラペラとめくる。

  • 200ページくらいでサイズもコンパクトで持ち運びしやすい。 まあ電子書籍が主流の現代において「重さ」「デカさ」はあまり重要視されないパラメータではありますが...。

悪い点

  • オブジェクト指向の説明に関しては12章まるまる使ってるとはいえPerlで、この短さで、なんとかしようとなるとやっぱり厳しい印象。

  • この表紙だと外出先で開きにくい。うぅ...試されている…。

  • 非売品

近くのPerl Mongerおじさんに持っていないか聞くのが吉。

ちなみに僕が持ってるのは第1版だけど第3版(Perl6の話とか追加)まであるらしい。
第2版の表紙が一番好き。

それから、この本に限ったことではないけどPerl後方互換性が強いので古い参考書でも全然現役で勉強になることがたくさん書いてある。

これが他の言語ではそうはいかない。
先週見たQiitaの記事がすでに過去の遺産だったりする。 きゃー大変。

まあPerlでもあんまり古い本とかサイトをみるよりは公式ドキュメント見ろよ、ってのはもちろん正論なんだけど。

kazhiramatsu.hatenablog.com

書評のようなもの ++ 雅なPerl入門 | koji_magi::*