前回の続きです。
チュートリアル動画を見て学んだTouchDesignerの基本的な部分を抄訳としてまとめています。
ちょうど前回のPart2までで動画の前編部分が終わりました。今回から後編です。
18. Parameters and the three "Parameter Modes"
- TouchDesignerの一般的なパラメータは以下の7つ - 整数 (interger) - 浮動小数点 (floating point number) - ON-OFF - メニュー - 文字列(text string) - 別のNodeへのパス - オペレータに一度だけ何かをさせるためのパルス - パラメータ値の動かし方[Parameter Modes] ①【Constant】スライダーを直接操作、あるいは直接数値を入力、メニューから直接何かを選択 ②【Expression Mode】pythonの形式で書ける ③【Export Mode】外部(CHOP)から入力された数値によって駆動される
19. CHOPs output Channels of Samples
- CHOPは数値を出力する - CHOP (Channel Operator)は1つ以上のチャンネルの組み合わせで、それぞれのチャンネルが一連の数値の配列(Sample)である - Constant 定数。1つのチャンネルに1つのサンプルを持つ。chan1の下にchan2をつくあれば2つのチャンネルを出力することになる。 - Noise 1つのチャンネルに複数のサンプルを持つ。 Parameter DialogのChannelからChannel Namesを「chan[1-3]」に変更すると3つのチャンネル出力になる。これでトータル600のサンプルを持つ。
※ Noise CHOPをズームして[Dot Per Sample]したときのもの
※ 600個のサンプルを持つことが確認できる(600iのiはサンプル数あるいはインデックスを意味する)
- CHOPを数値として扱うには"CHOP to"DATを立ち上げ"Include Names"をONにする - "Noise"CHOPをそのDATの上にドラッグ&ドロップ - これで"Noise"CHOPと"CHOP to"DATが接続される
※ "CHOP to" DATのテーブルに表示される各セルがSampleである
- CHOPはTouchDesigner場では主に曲線や動き、音声信号、あるいは制御信号として使われる
20. Export CHOP Channels to Parameters
-Exportを使えばCHOPチャンネルから他のオペレータのパラメータを変更できる
Movie File In TOPとTransform TOPをつなぐ。 LFO CHOPからMath CHOPを経由して動的なパラメータをTransform TOPのTranslate (X)にドラッグ&ドロップ(此ときMath CHOPはViewer Acitveモード)する。 表示されるEXport方法の中から"Export CHOP"を選択。 さらにMath CHOPのMult-Addページからパラメータのレンジを決めることもできる。 Math CHOPの右下の緑のドットをOFFにすればExportは一時的にOFFにすることが可能である。
※ 左右に動くバナナが表現できる。
21. Put a Python Expression in a Parameter
- Pythonはパラメータの中やスクリプト中に使うことができる。 (以前はTscriptも使えた?)
- 青いボックスがpythonモード、灰色のボックスはデフォルトのConstantモード、緑のボックスはExportモード。
※ pythonモードだと変数を選択してカーソルを合わせると数値が表示される。
22. Create a Component with an Input, Output and a Network of Operators
- Operatorの集合体をComponentsと呼ぶ - CHOP入力でTOP出力にカスタマイズされたComponentを作ってみる
空のContainer COMPの中にRamp TOPとそれにつなげたOUT TOP,それから In CHOPを作る。
Container COMPの外からBeat CHOPを入力(Null TOPを出力)。
In CHOPに入るそのパラメータをRamp TOPのPhaseパラメータにExportする。
お疲れ様です。
次回へ続く。