ここ半年くらい卒研だ卒論だで全く読書をしていなかったので、ここ一か月積読されていた本たちを一気に消化してみました。
今日は感想やアウトプットもかねて、その紹介です。
「あの人は なぜ、東大卒に勝てるのかー論理思考のシンプルな本質」
あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか―――論理思考のシンプルな本質
- 作者: 津田久資
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/09/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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僕たちは書くことで初めて考えることができる。
「"モレ"を恐れて"ダブり"を恐れない」
「わかりやすい言葉で」
4PとかMECEとか巷のマーケティング用語を一から説明してくれるので、バカにも読めた。
タイトルのセンス以外はいいと思う、この本。
「本音で生きる-一秒も後悔しない強い生き方」
自叙伝「ゼロ」よりは面白かった。
いろいろなテーマや体験談に触れながらも、結局は
「人の価値観の中で生きて何になるの?やりたいことやろうよ。時間は有限だよ」
というだけの内容。
逆に言うと、それだけホリエモンから見て周りの人間がそうじゃないんだろうなぁ、とも取れる。
思ってた以上に熱い本。
本自体はだいぶ薄い。
「投資家が「お金」よりも大切にしていること」
お金は概念、僕たちは信用を売り買いしている。
といった内容。お金を愛し、会社を愛せない現代の日本人を批判する内容。
背伸びした小・中学生に読んでもらいたい。
間違っても大学生が読むもんじゃない。
ただこれが、著者が受け持つ大学の講義を通して学生に言いたいと思ったことをまとめた内容なのがなんとも皮肉。
「世界の経営学者はいま何を考えているのか」
世界の経営学者はいま何を考えているのか――知られざるビジネスの知のフロンティア
- 作者: 入山章栄
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2012/11/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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タイトル通り。
いろいろな著名な経営学者たちが何を考え何をしたのか、がまとまっている。
成功企業のケーススタディの紹介で終わる本ばかりが本屋に並んでいるのに辟易していたので、読めてよかった。こういう学術的アプローチを記したもののほうが読みやすい性格。
ただ、数式を一切使わないことで読者のハードルを下げたつもりなのだろうが、かえって文字だけではわかりづらい部分も多々ある。
まあそこは自分で勉強しろ、ってことですね。はい。
こんなもんですかね。
はい。