2月は精神的にも肉体的にも活動的な月だった。
大阪と京都にそれぞれ出張があったことが大きい。
忙しさの振り幅が大きいと休日の惰眠の貪り方も極端になる。
それは同居人も同じなようで、最近はほとんど自炊をしていない。
11時くらいに起きて出前をとって昼飯を済ますと、
彼女はSwitchを持ってベッドへ、僕はカメラを持って街へ出かける。
今月はフィルム3本。全てRollei35SE、ProImage100の組み合わせである。
(毎月のようにフィルムの値上がりが報じられ方々から悲しみの声が届くが、
今のところ愛用しているProImage 100はそこまで値上げしていない。
これは行きつけのカメスズさんの企業努力だろうか。)
京都と大阪、それから東京の写真がごちゃ混ぜになっているが、
この目まぐるしい生活を記録しておくためにあえてそのように構成する。
狂ったように読書をしている。いや、正直に言えば本を買って積んでいる。
ゆる言語学ラジオとコテンラジオの影響をモロに受けてしまった。
同居人には毎日ポストに刺さっている厚封筒に呆れさせてしまっている状態。
買っている本は主に数学書、と言っても直接の参考書というよりは
数学者個人が書いたエッセイだったり数学史をまとめたものだったりが多い。
立て続けにフォン・ノイマンとエヴァリスト・ガロアの伝記を読んで、
大学卒業以降、瀕死状態だった僕の学習意欲がむくむくと成長している。
のんびりとInstagramで続けている読書日記が50冊を超えた。
継続の一体何が力なのかわからないが、
まあ、こうやって微かな生きている実感を享受できるだけでやる価値はありそうだ。